六甲比命大膳神社と瀬織津姫
ことだま
ー心を伝える、私たちはことだまですー
老邑 敬子
OIMURA KEIKO
1957年生まれ
兵庫県西宮市在住
2017年関西テレビ放送 退職
2019年チーム『やさしい日本語』立ち上げ
■経歴
関西テレビ放送で報道、国際、宣伝、事業と幅広い分野の仕事に従事。宣伝部、事業推進部にて部長を務め、社内外で手腕を奮った。
2017年に定年退職を迎え、現在は日本語教師として多くの外国人に日本語を教えている。
加えて、日本人と外国人との新たなコミュニケーションツールとしての「やさしい日本語」の普及のための団体、“チーム『やさしい日本語』”の立ち上げに参画。日本人に「やさしい日本語」を教えるセミナーや講演会を開催している。
また、仕事で培った人脈や経験を活かし、幅広い分野のプロジェクトで活動中である。
■資格
日本語教師
やさしい日本語指導者
(2017年日本語教育能力検定試験合格)
日本伝統文化インストラクター
プレゼンテーション実務士
■「やさしい日本語」とは
日本には、少しだけなら日本語のわかる外国人がたくさん住んでいます。
外国からの旅行者にも少しだけ日本語がわかる人がたくさんいます。
そして、こんな人たちがこれからの日本にはますます増えていきます。
外国の人だからといって英語で話さなくてもいいんです。まずは日本語で話してみましょう。
でも、ふだん私たちが使っている言葉が、そのまま外国の人に伝わるわけではありません。
「立入禁止です」と言うと、伝わらなくても、「入(はい)らないでください」と言いかえると、わかりやすくなります。
「避難」という言葉がわからなくても「にげて!」と言えば、通じます。
こんな風に私たち日本人同士が話している日本語を外国の人にも分かるようなやさしい言葉に言いかえると、伝えたいことが伝わりやすくなります。これが「やさしい日本語」です。
さらに、高齢者や子ども、障がいのある人にも分かりやすく、思いやりがあるのが「やさしい日本語」です。